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A

自分用メモ投稿。
ケータイをガラケーから進化させないとぴくしぶモバイル今日で中止ですって……
嫌々ながらも流石にすまほじゃないと困ってきたので、文章整理です。
SSはケータイでぽちぽち暇なときに打ってます。パソコン向き合って文章作れないやつなので。
えっちいシーンも無表情でバスの中で書いてます。うわぁ…


読み返し書き直し点→狛枝がいなくなってる。つけ足し!


取り合えずここまで書いてあるので、機種変したらすすめてしぶあぷしたいです。







無人の自宅に入る。十神が歩くとセンサーが反応して廊下に電気が灯る。
「何を持っている?」
苗木が大事そうに抱える紙袋を見つけて十神は言った。
車内では気が付かなかったが、苗木は何かを持ち帰ったようだ。
紙袋の中には粉を固めたような球体が幾つか。パステルカラーの半透明セロファン紙とリボンの包装が施されている。他に液体の瓶とシリコン製の櫛が入っていた。
「舞園さんに貰ったんだ。来週くらいから舞園さんがCMする入浴剤なんだって」
シリコン製の櫛は浴室で使うシャンプーブラシだろう。可愛らしい装飾が施されていて舞園のイメージカラーのピンク色をしていた。
「…………」
十神は苗木をがしりと掴んで持ち上げる。足が床から十センチ程浮いた。
「ほぁー!十神クンっ?」
浴室に向かって歩き、脱衣所で苗木を降ろす。
湯船はじゃばじゃばとお湯張りされている最中だった。通ってきた壁のモニターで浴室の遠隔操作をしたのだろう。
苗木の紙袋の中に手を突っ込み、入浴剤を出す。包装を破いた。
「あー!十神クンそれ僕のっ」
「同じものを勝ってやる」
「舞園さんに貰ったから大事なの!」
騒ぐ苗木を無視してそのまま湯の中に落とした。
「あー!融けちゃうよ!」
ふわり。甘い人工物のストロベリーとバニラの香りが広がる。
「あー……、あーあー……」
苗木がイチゴミルクの色をした湯を見て嘆く。
「酷いよ十神クンっ」
…………誰が。
だんっ!
力任せに、苗木の細い身体を脱衣所の壁に押し付ける。
希望ヶ峰学園の女子制服のリボンを引く。リボンの結び目は固く絞まり首回りにゆとりができる。シャツブラウスを左右に開いた。
「っ、……ひっ……」
真っ白なくすみの無い肌。
シャツから透けないように、シンプルなデザインのキャミソールと、それの下にミルクとオレンジを足した様な色のブラジャーが見えた。
仲間達の性格は把握している。同窓の連中は十神を敵に回さない。
十神を傷付けることはしない。
例えば互いに対立しあうチェス盤の駒になったとして、仲間達はそれぞれ十神ではないものを狙うだろう。
十神を狙うことはハイリスクであると皆が知っている。
十神の所有物である苗木は彼等に奪われることはない、そう思っているのに。
チョコレート色に真っ直ぐなプリーツを描くスカートをたくし上げ右足を持ち上げた。脚が開かれ隠されていた部分が顕になる。
「あぅ、っ……十神ク……」
白い脚。何の汚れもない。

「……っ、お前は!彼奴等がした悪ふざけを理解しているのか!犯罪の真似事を企んだんだぞ!」
苗木に怒っても仕方がないのに。
「元は十神クンが同窓会無視したからじゃん……」
苗木が弱く反論すると、十神ははぁー、と息をつく。
苗木の肩に額を押し付け、十神より二まわりも小さい身体を抱き締めた。
「十神クン?」
脚を開かされて、抱き締められる不安定な姿勢だったが、苗木は十神の纏う空気が柔らかくなったのを感じる。
脱衣所はストロベリーとバニラの香りが立ち込めていた。
苗木誠を失ったら、十神は誰に帰りを待ってもらえばよいのだろう。

(……もしかして十神クン心配してくれたのかな?)

「……心配かけてごめんなさい?」
「ああ……」
「僕元気だよ」
「でなければ霧切の髪をバリカンで刈る」
(十神クンには、というか世界の誰もそれは無理だと思うな……)
なんとなく彼女は苗木よりも十神よりも誰よりも強い気がした。
甘い香りに、ふかふかと心が暖かくなっていく気がする。
十神が苗木を大切に思っていることを初めて知った。

せっかくだから。
「十神クン、お風呂入っちゃおうよ。
シャンプーのブラシも使おう!よく考えたら仕舞っておく方が勿体無いよね、舞園さん使う為にくれたんだもんね」
苗木は紙袋の中からブラシとボディシャンプーのボトルを取り出す。
「心配かけたお詫びに十神クンの髪洗ってあげるね」
苗木が詫びる理由はないのだが。苗木は十神の機嫌を持ち上げる為尽くす行動に出た。
十神が不要に乱した制服からはちらちらと下着が覗いている。苗木に脱ぐ気がないようなので、十神が動く。
胸のリボンに手を伸ばす。
リボンはほどかれずに固く結び目を作っていた。元が蝶結びなので、先端を引けば簡単にほどかれた。
曝された鎖骨に唇を寄せる。
「……んっ、」
背中に腕を回して下着の留め具を外す。狭い肩幅。厚みは十神の半分程かもしれない。
細い下着の肩紐をするり、と撫でて肩から外す。
僅かな膨らみを包む其を下に落とした。後で苗木自身がネット状の袋に入れて洗濯するだろう。
くしゃくしゃと乱れてシワを作るスカートの、サイドのファスナーを開き脚を抜いてやる。そこまで苗木の身体を確認して、十神はやっと安堵した。

苗木が屈み自ら靴下を脱いでいる。片手で胸元を隠すようにし、器用に片手で靴下を下げる。隠しているが、今更苗木の身体に知らない部位などない。
屈んでいるので、骨の浮いた背中が目に入る。
十神は首筋から背骨に添って指で形を確認する。肉の無い背中から僅かに丸みを帯びている尻にたどり着き、むにむにと肉を摘んだ。
「っ!ふにぁああ!」
「色気の無い……」

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