ＥＸ．ＳＴＡＧＥ

２日目
翌朝、狼に噛み殺された 黒子 さんの無残な姿が発見された



緑間　「主人公がいなくなったのだよ」
黄瀬　「嫌あああああ！！　黒子っちぃぃいいっ、笠松先輩ぃぃいいぃぃいい嫌ーっ！　寂しいっスよぉ」
高尾　「でも笠松さん、非協力的だったと思うんだよね。整理の為に言うけど俺は笠松先輩に投票しましたー」
赤司　「俺も笠松さんに投票した。発言数が少なくて何の役職とも言えなかったから。占い師は２人とも怪しいし、占われた２人も怪しいが、昨日の段階では判断できないからな。
昨日共有者宣言した俺を噛まなかったのは、俺には狩人が就くと判断したからだろうな」
青峰　「俺は俺と対立してきやがった紫原が怪しいと思ったよ。だから紫原に投票した。

プレイヤーから最初の犠牲者が出たんだ、早く霊能力者は名乗り出て、黒子が村人なのか狼なのか判断しろよ」
黄瀬　「霊能力者のひとー手挙げてー」

「………。」

紫原　「……名乗り出ないねぇ。ってゆーことは？」
青峰　「霊能力者は必要能力だから、名乗り出ても処刑にかけられたりはしねーだろ。早く名乗り出ろよ」
緑間　「笠松先輩か黒子かのどちらかが霊能力者だったということか？」
赤司　「だろうな。リタイヤプレイヤーの白黒の判定ができない、ということか」
高尾　「どーしよーっ」
氷室　「狼は２人。霊能力者無しで探さなきゃならない」
紫原　「難しいね。まぁ俺は今日の占い結果は報告しとくね。黄瀬ちんは白だった」
青峰　「紫原が占った黒子、……黄瀬も怪しいってことか。俺自分の占い結果しか信じられねー」
緑間　「しかし黒子は被害者だ。駒は除かれたのだよ」
火神　「あ〜こんがらがる！」
高尾　「紫原に質問！何でまた黄瀬を占ったん？
参考までに聞いておきたいな。たまたまー？」
紫原　「んー、昨日の話の中で、黄瀬ちん一番しゃべってなかったような気がしたんだよねー。まぁ初日なんてしゃべることとくにないから怪しいって思った訳じゃぁなくって、なんとなく、かなー」
高尾　「ふーん」
青峰　「俺の結果も報告しとく。占ったのは火神。人選はテキトーだ。良かったな、火神ィ。白だったぜ」
火神　「おう。」
緑間　「黒子と火神か、俺、黄瀬が白ということか。占い師が２人居るからどちらかの組は偽証なのだろうがな」
黄瀬　「でも黒子っちは死んじゃったっス……」
氷室　「アツシと青峰君のどちらかが嘘をついてるんだから、２人のどちらかは狼でしょう」
赤司　「嘘をついてる占い師は、当然自分の仲間を助ける為に嘘をついてるだろうから青峰組と紫原組のどちらかは丸々狼の巣窟だろうな」
青峰　「紫原か黒子を占うことも考えたんだけどよぉ、俺の占いじゃ狼か否かが判るだけなんだよな。若しくは翌日死んだらキツネか。村人のふりした狂人だったら占いに出ないからなぁ」
氷室　「なら占いで白判定されたら、青峰君目線ではアツシ・黄瀬君のどちらかは狂人ってことになるんじゃないのかな？」

青峰　「えーと……
　　　うわぁ、ホントだ。」

黄瀬　「そこまでわかっていながら占わなかった青峰っちが狂人っぽい……」
青峰　「頭を使うことは苦手なんだよなぁ、やべー」
緑間　「人事を尽くすのだよ。でなければ狼だと疑われる」
高尾　「だね。そーだ、赤司ィ、【共有者】は元気？」
赤司　「ああ、とびっきりな」
氷室　「脱落者の笠松さんと黒子君の中に共有者はいないようだね」
高尾　「今の段階でさ、狂人とかキツネがしてることって何かなぁ？狼は互いが誰だか知ってるんでしょ。グルなんでしょ。自分たち以外を噛めばいいってことだよね。でも狂人は狼の味方なのに狼が誰だかわかんないんだよね？」
青峰　「まぁ、誰が狼だか必死に探してるんじゃねーのか？そうだな、狼が占い師を演じているんなら仲間の狼を白判定してさっさと安全エリアに入れるよな
狂人が占い師を演じてるなら、誰彼構わず白判定して狼が処刑されないようにする。んで、狼に自分が狂人であることに気付いてもらって仲間に入れてもらう」
火神　「青峰そんな風に考えてるのかよ。……お前が狂人なんじゃないかって思うぞ」
青峰　「オイオイ、ここまでさらけ出す俺って狂人でも狼でもねーだろ？　村人だろぉ」
黄瀬　「青峰っち顔が狼っぽいんスもん」
青峰　「顔関係ないだろうが！」
氷室　「今の俺たちの人数は８人。黒子君か笠松先輩のどちらかが霊能力者として、村人はマイナス1人。今日誰かを処刑してマイナス1人。
狼とかキツネとかが健在として７人中３人が人外になる。今日確実に怪しい奴を処刑したいな」
緑間　「なら半分の確率で嘘をついてる占い師のうちのどちらかを処刑すべきなのだよ」
紫原　「そういう流れになるのかー。でも、正しい占い師を見極められなければ狼に村は喰われるよぉ」
高尾　「ハイハーイ！今日占い師を1人処刑して、明日もう1人処刑するってのは？」
黄瀬　「怖いことを澄んだ瞳で言うっスね」
高尾　「でも確実に人外1人は潰せるじゃん？」
赤司　「そうでもないぞ。占い師が狂人の可能性がある。狂人は狼の味方だが村人だ、最終判定でも村人と数えられる。占い師を2人処刑するってことは村人を2人処刑するかもしれない、ということだ」
高尾　「うわ、それは駄目なのだよ！」
火神　「でも狂人を残すのも得策だと思えないんだけどな」
赤司　「得策ではないがな、二日目の今日に処刑するべきではないだろう？
占い師のどちらかは確実に狼か狂人だろうが、逆に言えば確実にどちらかは村人なんだよ。
今日は占い師と共有を抜かしたメンバーから誰を処刑するかを決めるべきだよ」
氷室　「占い判定白は入れるべきかな？　グレーゾーンのメンバーだね」
緑間　「怪しさは占い師と同等だから入れるべきなのだよ。俺のことだがな……」
青峰　「紫原白判定のテツは喰われちまったけどな」
火神　「黒子……」
緑間　「じゃあ今日は俺、高尾、火神、黄瀬、氷室氏の中から決めるということにしよう」
黄瀬　「整理っス。紫原っちは俺と黒子っちを白判定したっス。黒子っちは死亡。
青峰っちは緑間っちと火神っちを白判定」
火神　「他の奴ら今言っておくことあるか？」
緑間　「狩人逃げ切るのだよ」
高尾　「ねーよ。」





投票結果
火神→緑間に投票
黄瀬→火神
青峰→黄瀬
緑間→高尾
高尾→氷室
紫原→緑間
氷室→緑間
赤司→氷室



多数決により 緑間 さんが処刑された